2008年10月7日(火)
アジレント、MIMO技術の研究開発エンジニア向けにMIMOレシーバ・テスタを発表
 アジレント・テクノロジーは、MIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)受信機の開発初期段階用途向けに、迅速かつ正確な測定ができる新ジャンルの測定器「Agilent N5106A PXBシリーズ MIMOレシーバ・テスタ」を発表、販売を開始した。
 新発売の「Agilent N5106A PXBシリーズ MIMOレシーバ・テスタ」は、MIMO設計における不確定要素を取り除き、セットアップ時間を短縮できると同時に、将来の測定ニーズを先取りした性能とスケーラビリティを実現した新たな測定器。3GPP LTEやWiMAX(TM)、今後登場する新たな無線規格などに用いられるMIMO受信機の開発エンジニアに最適な製品。
 MIMOをはじめとするマルチアンテナ技術は、WiMAXやLTE、HSPA+といった次世代無線通信に次々と搭載されている。周波数帯域幅を変えることなく伝送容量を増やすことができるマルチアンテナ技術は、限られた周波数資源で伝送容量を増やすことができることから、その重要性がますます高まっている。
 新発売のMIMOレシーバ・テスタは、次世代無線技術の研究にも対応できる高度なマルチアンテナ受信試験環境を備え、業界最高の120MHz帯域幅で2x2、2x4、4x2のアンテナ構成のMIMOに対応する。
 また、PXBシリーズを使うと、ラボ環境内で実世界と同じ無線通信環境を疑似でき、さまざまな条件下での試験を十分に行ったり、標準で定められた以上の負荷試験を行ったりすることが可能となる。設計上の問題点を早期に見つけられるようになることから、製 品の市場投入までの時間を短縮できるようになる。
 独自の信号ルーティング機能により、柔軟なシステム構築が可能、パワー校正機能等によりセットアップ時間を短縮、現場でのアップグレード可能なスケーラブルなプラットフォームを採用、「シグナルスタジオ」によりWiMAXやLTEなど各種無線規格に柔軟に対応、などの特長を備えている。
 梅島正明執行役員電子計測本部長は「07年度のアジレント・テクノロジー全体の売上は54億ドル。その内通信市場の売上は25%を占めている。その中でもワイヤレスR&Dは通信市場の7%の売上となっている。日本でのMIMO開発市場は20億円強の規模と見ており、新製品投入でシェアの拡大と地位の確立をめざす」と強調している。
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Agilent N5106A PXBシリーズ MIMOレシーバ・テスタ

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         梅島執行役員

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