汎用電子計測器専門メーカーのカスタムは、地球環境に配慮し業界に先駆けて手回し発電機による電源駆動の測定器4機種を、エコ型新製品「グリーン・シリーズ」として市場に投入した。省エネやエコといった強い引き合いを背景に、年間で2億円の売り上げを目指す。
シリーズは、デジタル・マルチ・メータ(DMM)「DM−04G」(税別価格9,500円)、とデジタル騒音計「SL−1372G」(同39,800円)、多機能環境測定器「AHLT−101G」(同44,500円)、PH/ORP計「PH−03G」(同27,000円)の4機種。
これまでの電池の代わり、本体に搭載した小型のハンドルを回すことで発電する発電機を備えている。いつでも・どこでも手軽に使うことができるようにしたもので、電池の交換をすることなく測定ができる。
手回しハンドルを約30秒回転することで、発電機の出力電圧が充電用電池に蓄積し数分から10分間(機種により異なる)の測定が可能。充電用電池は、繰り返し充電に強く、数年間は使用できるとしている。
もちろん長時間測定の場合、DMMの「DM−04G」を除き、バックアップ用に電池を備えることができ約40時間から110時間の長時間測定する。
佐藤有功社長は「当社は“テクノロジー”“エコロジー”“エコノミー”をキーワードに、汎用計測器や環境保全用理化学計測器、省エネ支援機器、健康サポート計測器、安心・安全用監視機器など生活に密着した幅広い事業を展開してきた。キーワードのひとつであるエコロジーに対して、省エネやエコを意識した新シリーズをラインアップした。手回し発電で、電池使用の低減に貢献しフィールドにおける突然の電池切れにも対応できる」と話す。
「DM−04G」は直流電流/電圧、交流電流/電圧、静電容量、周波数、抵抗値、導通の8項目測定ができ、最大表示は3999。
「SL−1372G」は、騒音レベルが30から130dB(A/C特性)で、データホールドやピークホールド、MAX/MINメモリー機能を搭載している。
「自治体などを中心に訴求を図る。今後もグリーン・シリーズのラインアップを揃えるとともに、地球環境へ貢献する製品投入を積極的に行う」と佐藤社長は強調している。
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デジタル・マルチ・メータ(DMM)「DM−04G」(写真左)とデジタル騒音計「SL−1372G」(同右)
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