トム通信工業は、生産ライン用途を重視しユーザーニーズを反映したAV機器の調整検査に最適な複合計測システム「AVマルチテスタ(AVMT)VP-7670Tシリーズ」を、11月1日、本格的に市場投入した。初年度販売目標は、国内外合わせて200台。
シリーズは、オーディオアナライザとビデオアナライザ、AM/FM信号発生器を一体化した「VP-7670T07」、販売価格は105万6,600円。オーディオアナライザ「同T01」販売価格は68万6,200円)、ビデオアナライザ「同T02」、同68万6,200円。オーディオ&ビデオアナライザ「同T03」、同84万4,000円、オーディオアナライザ&AM/FM信号発生器「同T05(同=95万3,000円)」の4タイプ。計測機能をモジュール化しており、用途に応じて各種機能を組み合わせた機種選択と追加機能が可能だ。
信号処理のデジタル化を導入することで、同社従来機種に対して、小型(W426×H100×D400)・軽量化を図り、大幅なコストダウンを実現した。
ダイレクト・アクティブ・パッシブの3つの測定モードを持ち、使用に応じた計測システムが構築できる。
ダイレクトモードは、各種測定をマニュアル操作。操作画面に従って測定条件を設定することで、AM/FM信号の出力、オーディオやビデオ測定が同時にできる。波形を見ることも可能。
アクティブモードは、自動計測システムを構築する。PC上で専用のプログラムエディタを使い容易に自動計測のプログラムを作成し、LANもしくはUSBメモリを介してダウンロードする。パッシブモードは、LAN経由でPCにてリモート制御する。
同社は「levear(レヴィア)」ブランドでAV計測器の生産販売および開発を推進している。
渡辺社長は「これまで手がけてきた中、ユーザーニーズを反映しコンパクト性・コスト面を重要視。加えて、タクトタイムなどの性能・信頼性の向上を図った。ソフトウェアなどユーザー個々のニーズに対し、カスタマイズ化にも積極的に応える。PNDやポータブル音響機器など新規市場の拡大を狙う」と強調している。
さらに、「設備投資関連に一服感が見られるが、次の生産需要を見つめる必要がある。新製品は、その決め手となる」と、渡辺社長は話している。
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複合計測システム「AVマルチテスタ(AVMT)VP-7670Tシリーズ」

渡辺社長 |
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